京都在住 アートNPO代表さとうひさゑの日々の記録です
by amagasato
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熊本旅行 2013年2月22日-2月24日(3)

レンタカーでエコパーク水俣を目指します。

日本で最も有名な公害病の1つである
水俣病が発生した有機水銀の汚染地帯は
湾に溜まったヘドロを封じ込めた埋めたて地として
再整備されていました。

f0062601_22242991.jpg



2つ目の見学先となる「水俣市立水俣病資料館」へ

福島第一原発の事故以降、過去のように思えていた
公害が、身近に迫っている危機感があり、一度
訪れてみたい場所でした。


有機水銀中毒が地域住民にもたらした被害は
社会科の資料集やテレビでも見たことがありました。

ここでの展示はただ被害を告発するような姿勢ではなく
患者ひとりひとりや家族の顔が見えるパネル展示になっていて
自分に引き寄せて感じることのできるものでした。


被害者だけでなく
水俣病に関わった医師やチッソの研究者、文学者、写真家・・・。
周りの人々の葛藤や努力も胸を打つものがありました。

覚悟はしていたものの
ずどんと重いものが胸に残りました。

また、いくつかの気づきもありました。

私たちが地域での環境と暮らしと結び付けて複合的に
考えるようになっているひとつの源流が原田正純先生の提唱した「水俣学」に
あるということ。

水俣病のイメージが強すぎて、「水俣」と聞くと寂しい
漁村といった映像が浮かんでしまう。

しかし実際に行ってみると水俣市には山もあれば温泉もある、段々畑もある。
水俣駅周辺も細い路地と水路が入り組んだ風情ある町並みでした。


地域イメージという視点からすると
この病気の名を「水俣病」と名付けてしまったことに悔しさを感じました。
「有機水銀中毒症」とか、地域と距離を持った別の名前であったら
水俣市のイメージは違うものになっただろうと思いました。
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by amagasato | 2013-03-05 22:27 | 日記